発症年齢によって2つに分類されます。
- 65歳までに発症するものをアルツハイマー病
- 65歳以降に発症するものをアルツハイマー型老年痴呆
症状としては次のようなものがあります。
- 物忘れや、ちょっとした失敗がたびたびある
- それを本人はあまり自覚していない
- 簡単な足し算や引き算が出来なくなる
- 今いる場所や時間・日付・曜日がわからない
- 夜と昼が逆転する
- 人格が変わってしまったような、言動・行動をする
徐々に進行し気が付いたときには、かなり進行している場合があります。
■初期の段階での診断方法
ごく初期の段階を軽度認知機能障害(MCI)といいます。診断方法としては
PETとかSPECTという方法があります。機械によって、脳内の血流を測定し、画像として脳の状態が分かる装置です。
アルツハイマー病の早期診断方法としては、1H−MRSというものがあります。
脳の水素原子の核磁気共鳴スペクトルを測定し、軽度のアルツハイマー型認知症の診断精度を上げることが出来るものです。
■少し進んだ段階の診断
質問形式で行う「長谷川式」(HDS−R)は、いくつかの質問を本人にします。その回答によって点数を付け、合計点数によって診断します。
長谷川式の検査方法はこちら
初期の段階では、記憶障害を軽減する薬剤や、知的刺激を加える方法があり進行を遅くすることが出来ます。
以下の原因によって起こる症状は認知症のように見えますが、認知症と異なり治療が可能な病状です。
- 甲状腺機能低下症
- ビタミンB1欠乏症
- 葉酸欠乏症
- ビタミンB12欠乏
- ニコチン酸欠乏症
- 高カルシウム血症
- 神経梅毒
- HIV感染症
- 薬物・毒物
- パーキンソン病
- ハンチントン病
- 慢性硬膜下血腫
- 正常圧水頭症
- 脳腫瘍
アルツハイマー病の原因はまだ確定できていません。脳血管性痴呆の原因は血管障害が原因ですので、脳梗塞の予防が認知症の予防にもなります。
アルツハイマー型痴呆の予防方法については、様々な試みが行なわれています。
以下の書籍が参考になります。
病気にならない生き方
平成17年7月20日初版発行
著 者 新谷弘実
発行人 植木宣隆
発行所 株式会社サンマーク出版
新しい認知症介護(実践者編) 認知症介護実践研修テキストシリーズ
平成17年3月15日発行
監修・発行 認知症介護研究・研修東京センター
制作・発売 中央法規出版株式会社
ぼけの予防 (岩波新書)
平成17年5月20日発行
著 者 須貝佑一
発行者 山口昭男
発行所 株式会社岩波書店
今日からできるボケないための7つの習慣 (集英社文庫)
平成17年10月25日発行
著 者 フレディ松川
発行者 玉村輝雄
発行所 渇社ホーム社
発売元 株式会社集英社
認知症の予防と対策
平成18年1月20日発行
編集者 橋本泰子
発行者 及川尚三
発行所 ブレーン出版株式会社
「認知症」とはどんな病気?−「認知症」の正しい理解のために−
平成17年4月20日発行
著 者 灰田宗孝
発行者 瀬水澄夫
発行所 東海大学出版会
記憶力が驚くほど甦る!
平成17年3月25日発行
監修者 板倉弘重
発行者 松山恵利
発行所 赤坂出版株式会社
発売所 株式会社星雲社
痴呆症を介護する
平成6年7月1日発行
編 者 三浦文夫 柄澤明秀
発行者 天羽直之
発行所 朝日新聞社
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